全国の光イベントが奈良に集合、というのをきいてのぞいてみました。あの「神戸ルミナリエ」や大阪中之島の「OSAKA光のルネッサンス」京都の「花灯路」などなどのあかりが幻想的で結構楽しめました。それにしても、このイベントに集まった観客の多さにはちょっとびっくり。人、人、人、人、人…奈良公園の周辺は人であふれかえっていました。みんな「あかり」が好きなんですね。このイベントは今夜まで。明日からは「なら燈花会」です。
奈良東大寺二月堂の春を告げる「お水取り」はいよいよ今夜がクライマックス。奈良時代から続く日本伝統行事でたくさんの人が集まりお松明(おたいまつ)の火の粉を浴び幸せと健康を祈ります。昨日までのお松明に代って今夜は「篭松明」11本が登場。躍動感あふれる火の舞を見せてくれます。写真は闇のなか滝のように熱く燃えあがる火の粉の様子。今夜夜半から未明にかけて秘儀の若水汲みが行われ、この「お水取り」が終ると季節は春になります。
猿沢池のそばの三条通りから石段を上がると興福寺の一堂で西国三十三所巡礼の九番札所「南円堂」に着きます。不空羂索観音菩薩像がご本尊。仕事がうまくいく、財産がたまる病気にかからない、美しくなるという、ありがたい観音菩薩。写真は三条通りの石段下から撮ったもので見えている屋根が「南円堂」です。夏休みということもあってか札所を訪ねる人があとを絶ちません。
日本最古、飛鳥時代の瓦(写真)です。奈良・元興寺の前身飛鳥寺創建のとき、百済の国王が僧、寺工、瓦博士などの専門家を日本に派遣。そのときの瓦博士が造ったのがいまの元興寺の本堂・極楽坊に残っている瓦です。色のついためずらしい瓦が多分、日本最古の瓦でしょうか。1400年以上前の瓦が屋根をかがやかせています。瓦は丸瓦で屋根葺きは有名な「行基葺き」です。屋根を見ているだけで歴史を感じます。