曇り空のなか絵描きさんのグループが大阪、御堂筋のイチョウ並木を熱心に描いています。水彩で描く人、油で描く人人それぞれですがのぞいて見るとなかなかの腕前。描く人の感性で描き方が違うもののイチョウ並木の冬景色の美しさが十分に伝わってきます。カメラ視線とはちょっと違いますが、仲間に入って絵筆を走らせたくなりました。
大阪御堂筋のいちょう並木はいまがいちばんの見頃です。淀屋橋あたりから南へ南へいちょう並木沿いに歩いていると心が弾み嬉しくなります。朝の、いちょう並木、夕暮れの、いちょう並木、どちらのいちょうも並木も風情があってステキです。歌の文句ではありませんが雨の「いちょうの並木」もロマンチックです。写真は夕暮れのいちょう並木。
姫路駅前から姫路城に続く大手前通りのイチョウはいまが「黄葉」の見ごろ。大阪・御堂筋のイチョウに比べて空気の純度に差があるのか「黄いろ」のあざやかさは格別です。イチョウ並木としては大阪のほうが全国的に知られていますが黄葉の美しさでは姫路!とは地元の写真愛好家の弁。いまがイチョウの撮影どき。美しさを切り取ってみました。
大阪のメインストリート御堂筋ではイチョウ並木の黄葉が大阪弁で言う「ぼちぼち」始まっていて人々の目と心を楽しませています。まだまだ黄葉一色にはなっていませんがそのかわりギンナンの実(写真)が鈴なりになっています。やがて、このギンナンの実が路上に落ち悪臭を放ちますがそれを合図にイチョウ並木は黄葉一色となり大阪は晩秋に向かいます。
神様は親切だから時節が来ると忘れずに緑の葉を黄色に塗り替えてくださる。そのことは十分わかっていながらそれが待てなくて何度も御堂筋に出向いてはイチョウ並木をチェックする。大阪人なら誰もがまだか、まだかと葉の色が黄金色になるのを待ちこがれている。いま、その時節が来たようで御堂筋は黄葉が美しく光かがやいている。
鈴なりのギンナンの文字を漢字変換すると「銀杏」と出ます。イチョウも漢字変換すると「銀杏」です。同じなんですね。イチョウ並木で有名な大阪・御堂筋のイチョウは、まだ黄色く黄葉していませんが青い葉っぱの間からまさに鈴なりのようにギンナンが、ふさになってぶらさがっていました。(写真)銀杏の樹に銀杏がいっぱい、というわけです。美しい黄葉のイチョウ並木は、まもなくです。
やっと黄葉が美しく、かがやきはじめました。例年に比べかなり遅い黄葉です。いつまでも緑、緑としていたので今年の「いちょう」は黄色くなるのを忘れてる、と噂し合っていました。しかし、ジングルベルが街に響くようになって葉が黄色く変身しはじめました。大阪・御堂筋の「いちょう」は大阪人の心のオアシス。皆んな葉が黄色くなるのを待っていました。やっと12月を前に「黄葉」。嬉しい限りです。
いつもならまっ黄に美しく色づいているはずのイチョウが今年はまだ緑いろを残しています。大阪・御堂筋のイチョウは街路樹として有名ですがここもいまだ、まっ黄とはなっていません。それでも先日ギンナン(銀杏)落しがありいちょうの下市民があのギンナン独特の匂いの中、マスクをしながらギンナンを拾っていました。写真の一枚はまだ緑いろの残っているイチョウです。