2008年08月01日

匂いの先に「あなた」がいる。

ひまわり。 きっと
こちらを向いて
ほほえんでいるに違いない
匂いで
あなたが
こちらを向いているのが
わかる。
あなたの匂い大好き。
あなたの匂いは
わたしを幸せにしてくれる
あなたの匂いは
わたしを安心させてくれる
匂いの先に
あなたがいる。
じっと こちらを見ている
あなたがいる。
きっと、あなたは
ほほえんでいるに違いない。

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2008年06月30日

紫いろのシャツ。

ききょう。紫いろの、そのシャツ
わたし、大好き。
シャイに着こなしている
あなたが、まぶしい。
紫いろは
さみしい色だと
思っていたけれど
あなたの紫には
男の匂いがする。
わたしの心を
落ち着かせてくれる。
あなたを眺めているだけで
幸せ気分になれるのは
その紫いろのせいなのか
それとも
あなたのやさしさのせいなのか
わたしにはわからない。
でも、あなたを眺めていると
わたしの心は癒され
幸せ気分になる。

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2008年06月02日

会いたいと花菖蒲。

しょうぶ。 「会いたい」
という一通の手紙
不意の手紙に胸が鳴る
たった一行
「会いたい」という
なつかしい筆跡が躍っている
手で文字をなぞりながら
いまさら会ってどうすると
つぶやく心の声に
とまどっている自分を見る
会いたくないわけではないけれど
会ったところで
言葉を紡ぐのがむつかしい
恋をしていたころと違って
心の眼の反応も怖い
「会いたい」
その罪な一行に
いろいろな想いがかぶさる。

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2008年04月28日

季節の天使が届けてくれた藤の花。

藤の花。 少しだけ
開けた障子から
庭を見ていると
天から、
なにかが降りてくる気配。
その気配は、
なんとも言えぬ優雅な香りを
お供にしたがえている。
目をこらしていると
空中で絵筆が動く。
庭にたれさがっている
花穂にむらさきの色を
描きはじめる。
その不思議は
藤の花を満開にした。
5月。ゴールデンウィーク。
今年も天使が人々の心を
癒すために
藤の花を届けてくれた。
ありがとう。季節の天使。

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2008年04月01日

花見は神様からのプレゼント。

桜。神様が
咲かせた桜の花。
花びらは桃色。
毎年毎年
どんなときでも
神様は
人間の心を癒すために
人間の体を元気にするために
桜の花を咲かせてくださる。
人間が桜の花が好きなのは
心と体が喜ぶから。
しかし、神様は
いつまでも桜の花を咲かせない。
ひととき人間を楽しませたら
やがて、花びらを
ひとつひとつ散らせる。
花見は、つかの間の
神様からのプレゼント。



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2008年03月03日

もうすぐ春。

もも。舞妓さんが
近づいて来る。
春を連れて歩いて来る。
頬、モモ色
キリリッと結んだ唇、紅色。
「もうすぐ春だね」
「あたたかい春が来るね」
裏をくりぬいてある下駄、
こっぽりが楽しそうに
石畳と会話している。
軽やかな足音は
春の足音。
甘ずっぱい香りが
風に乗ってゆーらゆーら。
舞妓さんが
まじかに迫って来る。
春を連れて
まじかに迫って来る。


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2008年01月31日

春の足音。

梅。あなたの足音がきこえる。
いま、きっと、
あのあたりを歩いている。
部屋まで
あと何分。
思うだけで
こころが躍る。
約束の朝
めざめたときから
あなたの足音を
きいている。
電車に乗る、あなた
駅を降りる、あなた。
もう、そこまで来ている
あなたの足音。
大きくなってきこえてくる。
春の足音。

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2008年01月03日

新しい年が始まる。

マンリョウ・詩新しい年が始まる。
新しい年を
いい年にするための
おまじないは
「ありがとう」の言葉。
どんなときでも
「ありがとう」と言えば
幸せが近づいてくれる。
たとえ
哀しくても
つらくても
腹がたっても
なにごともなかったように
笑顔で「ありがとう」
ありがとう、と言えば
果実の数だけ幸せが来る。

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2007年12月18日

聖夜。きっと会える。

ツリー。ジングルベルが鳴り出すと
心が騒ぐ。
年に一度のデートの日が近づく。
約束したけれど
今年も確実に会えるという
保証はない。
それでも
いつも心のどこかで
その日を待っている。
ホテルのツリーが輝き
サンタのグッズが並び
ジングルベルが鳴ると
切なく、恋しく
心が騒ぐ。
きっと会える
きっと会えると希いながら
ジングルベルを聞く。

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2007年10月31日

恋するコスモス。

コスモス。風が吹くと
コスモスたちの顔が
濃いピンクいろになります。
嘘だと思ったら
コスモスの顔を
しばらくの間ごらんください。
風の吹くのを待って
ごらんになるとわかります。
風を受けて
薄淡いピンクいろの
コスモスたちの顔が
濃いピンクいろにかわります。
コスモスたちは、きっと
風に恋をしているのかも
知れません。
コスモスは風が大好きです。
この写真
大阪・服部緑地公園で遊ぶ
恋するコスモスたちです。

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2007年08月29日

観覧車のうた。

HEP観覧車追いかけても
追いかけても
前のゴンドラに
追いつかない。

手が届きそうなのに
そこに見えているのに
決して追いつかない。

追いつきたいと
いくらねがっても
追いつかない。

しかし、追いつかないけれど
頂点に立って
見下ろすことができる。

人生捨てたもんじゃない。
決して負け犬で終わらない。



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2007年08月06日

平和を祈る。

平和を祈る子どもたちは
「原爆」のことを
知っているだろうか。
暑い夏、
1945年8月6日
午前8時15分。
広島の上空580mで
原爆が炸裂。
巨大な火の玉の
中心温度は4000度。
放射線、熱線、爆風
現世の地獄。
あれから62年。
決して、
あの日を忘れてはならない。
平和ないまこそ、
あの地獄を
子どもたちに
伝えねばならない。



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