7月25日の大阪は「天神祭」で大賑わい。市内中心部を流れる大川では約100隻の船渡御。夜空には花火があがり天満宮本宮前では地元の「講」がみこしを威勢よく振り動かして境内に流れ込みます。なにわの夏の夜の彩り。天神祭りは大阪の風物詩の一つ。写真は、おんなの私が手をいっぱい高く伸ばして見当つけてシャッターを切った一枚です。ちょっとブレていますがどうぞ、ごかんべんを。
大阪市内をチンチン電車が走っています。天王寺と堺市を結ぶ阪堺線で、ゆっくり路面を走っています。交通量の多い市内を実にのんびりと、のどかにゆっくり進みます。写真のこのあたりは交通量の少ない昔の道路を思わせる静けさ。大阪の市内とは思えません。次は…帝塚山4丁目。運転手1人のワンマンカー。時代を巻き戻したような錯覚に陥るチンチン電車です。
岸壁と船体の間にあるこのタイヤクッションの役目なんでしょうね。このタイヤのこと、なんというのかわからないけどロープと合わせて見ると結構いい表情しています。別にどうってことのないシーン。それでも撮りたくなった一枚です。大阪湾に続く安治川は、いまも荷物を運ぶ小型の船が往来しています。わたしの心象風景のなかに多分、きっとあるのでしょうね。懐かしさを感じながらシャッターを押していました。なんの変哲もない一枚ですが心にひっかかった一コマ。船と川、タイヤとロープ。見た風景のような気がします。
なんとなく下町の風情が感じられる川の流れ。夕暮れ、雨あがりにひときわ郷愁を感じさせてくれます。淀川の末流で大阪湾とつながる「安治川」です。両岸に大阪中央卸売市場と倉庫が立ち並んでいます。大昔は、大阪を描いた錦絵によく取りあげられた地域で、川口居留地は文明開花の象徴であった、と資料にあります。いま、その姿はありませんが川沿いのどこかでトランペットの音がきこえてくるこのあたりの風情が好きです。
大阪都心にもこんなのどかな風景があるんだ、と思わずシャッターを押したのがこの一枚。橋の上から眺める大阪はせわしく、せかせか動く大阪人が立ちどまってしばし眺めるところ。手前の欄干は「淀屋橋」の一部。豪商・淀屋が架けた町橋です。ちなみに心斎橋は岡田心斎が架けた町橋。淀屋橋のそばには大阪市庁、日本銀行大阪支店があります。大阪市民が魅力ある橋として選んだのがこの淀屋橋。立ちどまって見るには最適です。
天の神様、仏さまにおつかえしているのが「天の邪鬼(あまのじゃく)」。写真は参詣する人たちがお線香をあげる、あの灰が入った大きなウツワを下からヨイショとかつぎあげている「天の邪鬼」。人間界に降りてきては人の心に入り込み、ときには善いコトときには悪いコトをあと押しするので天の邪鬼と言われているそうな。天の邪鬼の仕かけたワナにうっかりハマると天罰がくだります。ああ怖っ。お寺でヨイショの天の邪鬼はかわいいけれど、ご用心ご用心。
参院選がいよいよスタート。与野党とも必死の闘い。そこで登場するのが「ダルマ」。必勝祈願に片目に墨を入れて当選の暁には残りの片目に墨を入れる。そんな風景が、7月29日の投票後に見られそうですね。写真は大阪箕面にある勝尾寺のダルマ棚。こんなときだけ参詣に訪れ勝ちを祈る地元の先生がた。勝運の寺、勝尾寺へようこそ。政治のことはよくわかりませんが二大政党にならなければ悪政を正すことはできないと勝運のカミサマは思案顔。大阪夏の陣、与野党のどちらに味方されるのでしょうか。
かつては日本経済の中心であった大阪。当時、河川は物資を運ぶ重要道路。「水の都」としての繁栄を担っていました。暑い夏の午後、水上バスに乗って架かる橋をいくつもくぐり抜けて川面から大阪散策。川から眺める風景は道路側から見る風景と異なり新しい視覚を発見。名所、旧跡を眺め直しての1時間は、まさに、あっという間。写真は川面から撮った「中之島中央公会堂」です。